SENTAN-Q 修了式
この2年間、取り組ませていただいた学内研修「SENTAN-Q」の修了認定式が9月6日に行われました。
コロナ禍のため、対面での会議はこの2年間なく、やっと皆さんとお目にかかれると思いきや、台風の影響で修了式もオンラインとなりました。
総長からのご挨拶をいただいた後に、研修生それぞれから2年間を振り返った挨拶があり、みなさんのお言葉それぞれに感じ入るものがありました。 厳しいながらも本当に優れた教員の研修プログラムだと思います。
海外のトップ研究者に共同研究を依頼し、指導を受けつつ研究室の学生と原著論文を書く(STEP4)、そしてまた海外のトップ研究者に共同研究を依頼し、先方の研究室の学生を指導して原著論文を書く、メンターの指導を受けつつ講義をする(STEP6)、というこれまでにない経験をさせていただきました。私などは海外経験も学会参加くらいしかなく、初めはいろいろ考えましたが、研修を通してこういった事へのハードルが下がり、自負も得られたように思います。そして締め切りの大事さ。これを自律的にしないとと改めて思いました。
STEP5は学内の先生に教えを請うというもので、確かに学内でも積極性と意欲があれば異なる分野のことを学んで共同研究を展開する機会も作れるということ、改めて学ばせていただきました。お世話になった先生方に感謝の気持ちです。
玉田先生からのご挨拶をいくつか引用させていただきます。「学内で何かをする際に、事務の方々との協力体制はとても大事。自分が何か成し遂げるのにどれだけ多くの人の手がかかっているか、今改めて考えてほしい」「研修を通して、教員になってもチャレンジできる、伸びることができる事が分かったと思う。むしろこれからが本番。研修で得られた繋がりを大事にして、自分の周りにもこういった主体性を持った取り組みを広めていってほしい。」 がんばります。